医療機関を利用して適切な検査を受けましょう

早期発見

日本人の死亡原因として、心疾患は現在第2位の位置にあります。心疾患は近年増加傾向にあり、特に40代から50代くらいの働き盛りの方が罹る傾向にあります。 心疾患には色々な症状がありますが、特に恐ろしいのが心筋梗塞です。この心筋梗塞は、心臓に繋がっている冠動脈が詰まって、血液が流れなくなる症状のことです。冠動脈がつまると心筋に血液が届かないので、激しい胸痛に襲われます。そして、場合によっては、命を落とす危険もあります。 この心筋梗塞は症状が出て初めて気づくことが多く、発症後すぐ死に至る場合も少なくないリスクの高い病気です。特に仕事で忙しくストレスが多い方、毎日の生活でタバコを吸う方、糖尿病の方は心筋梗塞になるリスクが高いです。ですから、上記に当てはまる人はこまめに心臓ドックで検査をする必要があります。

心臓ドックでは、心筋梗塞などの心疾患を早期発見するためにいろいろな検査が行われます。特に近年、心臓ドックで早期発見に効果的といわれているのが、64列マルチスライスCTによる検査です。この64列マルチスライスCTは、一度に最大64枚の断層像撮影が可能です。ですから、心臓と冠動脈を精密に高精度の3D画像で映し出して、調べることが可能です。検査方法も、腕に造影剤を注射した後、ベッドに横になっているだけです。10秒から15秒の間に高速で撮影を行います。 その他にも、心臓ドックではエコー検査も行われます。これは、超音波で心臓の様子を確認する検査です。エコー検査では、心筋梗塞や心筋症、心臓にできた腫瘍の診断ができます。